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虫歯の予防法!噛むだけでも「ひみこの歯がいーぜ」の8つの効果が?

歯は大事です

 

あなたは虫歯と聞いて、どんなことを想像しますか?

 

暑い夜にアイスを食べたら急にズキッと奥歯が痛む。

 

歯は痛いけど歯医者に行きたくないというジレンマ。

 

歯医者のあのキーンという不快な音。

 

など、あまりいいことは想像できませんね。誰もがなりたくない病気です。

 

そもそも虫歯ってどんな病気なのでしょうか。

 

そこで今回は、ためになる歯の雑学と、虫歯の原因や予防法などについて書きたいと思います。

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歯とは

 

歯は私たちの食生活においてとても大事な役割があります。

 

歯を健康的に維持することで、食べ物の食感を楽しむことができ、それを美味しく味わうことができます。

 

歯の表面はとても硬いエナメル質でできています。

人体のなかで最も硬いところがここエナメル質になります。

 

エナメル質の下の組織が、象牙質です。

ここはエナメル質よりも柔らかい部分です。

 

そのためここに虫歯が達すると、その後の虫歯の進行が早くなります。

 

歯の本数は、乳歯が20本、永久歯が28本(親知らず4本を除く)が普通です。

 

8020(はちまるにまる)運動

 

これは、「80歳になっても自分の歯を20本以上残そう」という運動で、1989年から国と日本歯科医師会によって推進されています。

 

28本ある永久歯のうち20本が健康であれば、80歳になっても食べ物をよく噛んで、美味しく食事をとることができるといわれています。

 

2016年の歯科疾患実態調査によりますと、8020を達成できている人は、50.2%だといわれています。

 

80歳以上の人の半数以上が、達成できているなんて、すごいことですよね!

 

よく噛むことの効果「ひみこの歯がいーぜ」

 

よく噛むことは、体に及ぼすいい影響がたくさんあります。

 

その健康効果をまとめたものが「ひみこの歯がいーぜ」です。

 

「ひ」・・・・肥満防止

「み」・・・・味覚の向上

「こ」・・・・言葉の発音がよくなる

「の」・・・・脳の発達

「は」・・・・歯の病気の防止

「が」・・・・がん予防

「いー」・・・胃腸のはたらきがよくなる

「ぜ」・・・・全力が出せる

 

よく噛むことというのは、歯だけではなく全身の健康のために役立っているものなのですね。

 

虫歯の症状

 

虫歯とは、食べかすによって増幅した歯垢が酸を出して、歯を溶かしていくことです。

 

最初はエナメル質が溶けますが、ここでは痛みは感じません。

 

なのでこの時期に治療せずにそのまま歯垢を放置し続けると、どんどん症状が悪化していくことになり、痛みが出るようになってしまいます。

 

虫歯の進行が進めば進むほどまわりの歯にも悪い影響を与えてしまい、治療費が高くなっていってしまいます。

 

虫歯の原因とはどんなものでしょうか

 

ミュータンス菌という菌にに感染することが原因のひとつですが、この菌に感染しただけでは虫歯になりません。

 

この菌は歯に残った食べかすをエサとして増殖し、酸を出します。

この酸がエナメル質を溶かしていくのです。

 

まだエナメル質だけが溶けている状態であれば、まだ初期段階で唾液のはたらきによって歯の再石灰化をおこなうことができます。

 

虫歯になりやすい人となりにくい人

私たちのなかには、虫歯になりにくい人もいます。

これはミュータンス菌が少ない人です。

 

ミュータンス菌が少ない人というのは口の中がつねに清潔で、菌が増えないような生活習慣ができている人です。

 

虫歯になりやすい箇所

 

大人が虫歯になりやすい箇所は「歯と歯の間」、「歯の根元」、「以前治療した詰め物と歯の隙間」です。

 

「歯と歯の間」「歯の根元」というのは歯磨きの手入れが届きにくいということが原因です。

 

よく歯ブラシのCMでは、歯と歯の間の歯垢がよく取れます、という説明をしていますよね。

ここは食べ残しができやすい場所なんです。

 

そして「以前治療した詰め物と歯の隙間」の虫歯というのは、その詰め物が噛むことによって劣化していくことによるものです。

 

虫歯を治療したのが十数年も前だったりすると、詰め物がすり減ったり、はがれたりすることがありうるわけです。

 

何か硬いものを食べているときに、歯の詰め物が取れてしまった、という経験がある人もいるのではないでしょうか。

 

虫歯の予防法を覚えておきましょう

・正しい歯磨き方法を身につける

虫歯の予防でもっとも効果的なものがお口のケアです。食事の後の歯磨きですね。

 

歯の大きさや形はひとつひとつバラバラなので、すべてに磨き残しがないように意識して磨くことが大切です。

 

また、就寝前の歯磨きは必ずやらなければなりません。

 

寝ている間というのは、口の中に細菌がいっぱいの環境で、さらに唾液が少ない状態です。

 

このような状態が虫歯になるリスクが高い状態といえます。

 

・甘いものや酸味のあるのもを控える

 

甘いものは糖分が歯垢のエサとなることが多く、酸性のものは歯を溶かしてしまう恐れがあります。

 

どちらの場合も食べた後には歯の手入れを忘れずに行いましょう。

 

・規則正しい生活を送る

不規則な生活をしていると、体の免疫力が下がってしまいます。

 

免疫力が下がると、口の中の細菌を抑制する力が弱くなってしまいます。

そうすると虫歯になりやすくなってしまうのです。

 

美味しい食事のためにも歯磨きは忘れない

 

食事のとき美味しいものを食べても、歯が痛かったら美味しく感じられません。

 

食事を美味しく食べるためにも、お口のケアはきちんとしておきたいと感じました。

 

80歳になったときに20本以上の歯を残すためにも、毎日忘れずに歯磨きをすることが大切だと感じました。

 

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ジョン: はじめまして!ジョンです!以前、消化器系を患い入院しました。そして低栄養状態と診断されて、車いすでの生活を経験しました。私は障がい者ですがこのブログでは、その私から見たいろいろな健康法や楽しい生き方について考えていきたいと思っています。今後もどうか長くお付き合いください!