平昌五輪メダル第一号のモーグル男子・原大智さんってどんな人?

平昌オリンピックが始まって、各競技で熱い戦いが行われていますね。

そしてついに2月12日、待望の日本人初のメダルが出ました!

日本人のメダル第一号となったのは、モーグル男子の原大智(はら だいち)さんの銅メダルです。

嬉しいニュースなのですが、正直、原さんがメダルを取ると予想してた人は少なかったのではないでしょうか。

そこでここでは、原大智さんについてまとめてみたいと思います。

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12日の夜、突然飛び込んできたニュース速報!

12日の夜、日本ではスキーのジャンプやスピードスケートの中継が行われていました。

日本は前日のフィギュアスケート団体でメダルを逃すなど、大会4日目にしてメダルはいまだゼロで、重たい空気になっていました。

そんな時、突然ニュース速報が飛び込んできました。

【平昌五輪】

モーグル男子:原大智が銅メダル獲得 (産経ニュース)

このニュースには誰もが驚いたと思います。

それまでの日本の暗いムードを一気に吹き飛ばす、嬉しいニュースとなりました。

その数十分後には、スピードスケートの女子1500mの髙木美帆(たかぎ みほ)さんが銀メダルを取っていて、スキージャンプの髙梨沙羅(たかなし さら)さんも銅メダルを獲得しました。

なので、まさにタッチの差で原さんはメダル第一号となったわけです。

モーグル男子では日本人初となったメダルには、大変な価値がありますよね。

原さんが見せたモーグル決勝のエア(空中技)とは?

原さんは決勝の1回目を3位で通過して、メダルを視野に入れました。

そしてつづく2回目はトップで通過することができました。

そして勝負となったのが3回目です。

ポイントとなったのは2回のエア(空中技)でした。

モーグルの競技では、2回のエアは異なる技を出さなければなりません。

まず原さんが1回目に出した技は、ジャンプ中に一回転しながら右手で左足のスキー板を触るという難度の高い技でした。

これがきれいに決まり、原さんは波に乗ることができたようですね。

後でリプレイ映像を見てみると、1回目のエアの後に原さんはゾーンの入っているように見えましたね。

ミスする気がしなかった」という彼の言葉通り安定した滑りで、そしてスピードにのって2回目のエアに。

ここで原さんはキレイに大技「バックフリップ」を成功させたんですね。

これが高得点となり、3位となりました。

競技後、インタビューで原さんは「楽しくて仕方がなかった」と答えています。

記念すべきメダル第一号を心から祝福したいですね。

原大智(はら だいち)さんとはこんな人

プロフィール

生年月日 1997年3月4日(2018年2月現在で20歳)

出身地 東京都渋谷区

東京都渋谷区の位置はこちらの地図で確認してください。

原さんは日本のど真ん中で生まれ育っていたのですね。

渋谷区の人たちは、原さんのメダル獲得のニュースに盛り上がったことでしょうね。

原さんのこれまでの学歴

出身中学校 渋谷区広尾中学校卒業

出身高校 カナディアン・ビジネス・スポーツ・アカデミー卒業

出身大学 日本大学スポーツ科学部競技スポーツ学科に在籍

参考サイト:朝日新聞デジタル 2018年2月12日

原さんのモーグルにかけた思いとは?

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原さんは小学6年生のころからモーグルの競技を始めました。

世界選手権で優勝した堀島行真(ほりしま いくま)さんを見て、原さんはとても辛い思いをしたようですね。

堀島選手とは同年代なので、結果を出せない自分と比較してしまうことがあったのかもしれませんね。

カナダ留学でレベルアップ

原さんを変えた重要なことは、カナダ留学といえます。

原さんは高校時代にカナダに留学することで、得意のスピードとターンに磨きをかけました。

このときの原さんには、「オリンピックまでは辞められない、オリンピックで表彰台に立つ姿を両親に見せたい」という思いがありました。

この強い気持ちがメダル獲得につながったのかもしれませんね。

大学進学を決める

また、原さんが日本大学へ進学した理由は、競技引退後の長い人生を考えたからです。

モーグル一本で飯を食べていくのは難しいと感じたんでしょうね。

モーグルでは、長野オリンピックで女子の里谷多英(さとや たえ)さんが金メダルを獲得したほか、上村愛子(うえむら あいこ)さんなどが活躍されました。

しかし男子では、原さんがメダルを獲得したのが初となったわけで、それまで日本男子はオリンピックでメダルはなかったのです。

その意味でも、原さんがメダルを取った意味は大きいですね。

参考サイト:日本大学 スポーツ日大 アスリートインタビュー

競技後インタビューで原さんが語ったっこととは?

原さんは競技中はとにかく楽しくて仕方がなかった、また今まででこんなに楽しめたことはなかったと語っています。

準決勝では遠藤尚(えんどう なお)選手や同い年の堀島行真(ほりしま いくま)選手が転倒し棄権してしまって、決勝に行くことができませんでした。

日本で唯一決勝に進んだ原さんですが、準決勝が終わったときメダルを取れると思ったそうです。

今までは食中毒で万全な体調で試合に臨めなかったり、成績が出せなかったことになにくそと思っていて、絶対に成績を出してやるという強い気持ちを抱いていたんですね。

また決勝では、「歴史を変えるんだ」という強い意志を持っていたそうです。

また、メダル獲得にはライバルである堀島選手の存在が大きく、原さんにとって堀島選手は、自分を高めてくれる存在だとも語っていました。

切磋琢磨し合える仲間がいたからこそ、メダルを獲得できたということでしょうね。

参考:NHKおはよう日本 番組内インタビュー

まとめ

今回は、日本人メダル第一号の原大智さんについてまとめました。

一晩で一気に有名になった原さんですが、これからももっともっと活躍してほしいですね。

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