桜の開花予想と開花宣言から満開までの情報!精度抜群の法則とは?!

 

の風物詩といえば、桜ですよね。

 

毎年桜の開花はいつになるのか、ニュースで盛んに取り上げられていますよね。

 

桜は開花から満開になって散るまで、10日くらいしかないんですよね。

 

最後に散って終わるところが、はかなくていいところですよね。

 

そこでここでは、その桜の開花予想について書いてみたいと思います。

 

この記事は、

・春の花見を楽しみにしている人

・桜が舞う季節が好きな人

・桜の開化予想が本当に当たるか気になる人

に宛てています。

 

これを読めば、桜の開花予想についてあなたも詳しくなれます。

 

お花見をしたいけど日取りがなかなか決められないという人も、参考にしていただければと思います。

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2019年桜の開花予想と満開の時期はいつ?

 

桜の開花は例年通り、3月下旬に九州から始まります。

 

そこから徐々に桜前線は北上していきますよね。

 

それでは東京の開花を予想したいと思います。

 

ZEKKEI Japanによると2018年の東京の開花は、3月24日とのことです!

 

お彼岸の最後の日ですね。

 

2019年はいつになるのでしょうか。

 

この3月24日とは開花日として早いのでしょうか、遅いのでしょうか。

 

気象庁によると、東京の平均の開花日は3月26日とのことです。

 

ということは、平年より今年は2日早いということですね。

 

あくまでも予想が当たればの話ですが…。

 

満開の時期はいつになるのか?

 

例年ですと桜は開花してから約1週間後に満開になります。7日後ですね。

 

去年の例ですと桜は3月24日に開花して、その7日後の3月31日に満開を迎えると予想できました。

 

気象庁によると、東京の平均の桜の満開日は、4月3日です。

 

なので今年の満開もそのあたりになるのでしょうか。

 

桜が咲く時期と冬の寒さの関係は?

一般に冬の寒さが厳しかったときは、春に暖かい日が続くといつもより早く桜が咲き、冬が暖かかく花芽(はなめ)が十分に冷えなかったときは、春になっても桜が咲くのは遅くなります。

 

つまり、厳冬なら桜が咲くのが早く、暖冬なら桜が咲くのが遅くなるわけです。

 

では、今年の冬はどうでしょうか。

 

北陸地方では例年並みの積雪となりましたが、関東地方の東京では厳冬とはいえず、暖かい日が続きました。

 

ですので2019年の桜の開花は、例年より遅くなるかもしれませんね。

 

桜の開花日が的中!精度抜群の600℃の法則とは?

 

桜がいつ開花するのか気になりますよね。テレビでは今年は暖冬だったから開花は早いはずだとか、いろいろ予想を立てていますよね。

 

そこで注目してほしいのが、「600℃の法則」というものなんです。

 

この法則は桜の開花についての法則で、「その年の2月1日以降の最高気温を足していって、その合計温度が600℃を超えた日に桜が開花する」ということなんです。

 

例えば2月1日の最高気温が12℃で、2日の最高気温が14℃、3日の最高気温が11℃だったとします。

 

このとき最高気温の合計は、12+14+11=37℃となるわけです。

 

このように毎日最高気温を足していくわけですね。

 

何十日も足していけば、600℃を超える日が来るわけですね。

 

その日が桜が開花する日とされます。

 

合計気温600℃はどのくらいの精度か?

 

でも本当に合計気温が600℃になると桜は開花するのでしょうか?

 

今までのデータで検証してみたいと思います。

表1.合計気温600℃を超えた日と実際の開花日の関係

合計600℃ 開花日 精度
2012年 3月29日 3月31日 2日遅い
2013年 3月19日 3月16日 3日早い
2014年 3月25日 3月25日 一致

参考:気象庁 さくらの開花日

 

表を見てみると、合計気温と開花日の精度はかなり高いことがわかりますね。

 

2014年にいたっては、ぴったり一致しているんですよ!

 

自然を予測することはとても難しいことなので一致したのはたまたまかもしれませんが、暖冬だった2012年の開花日も精度よく当てているんですよね。

 

このことから、この合計気温600℃と実際の開花日には何らかの相関関係があることは確かなようです。

 

開花宣言には気象庁が定めた基準があった!

 

桜の開花とは、5~6輪の花が咲いたときのことをいいます。

 

気象庁では桜の開花を決めるために「標本木」という木を決めていて、時期になるとその木のつぼみがいくつ花が開いたかを一個一個数えるんですね。

 

そして花が開いた数が5~6輪になった日を、「開花日」としているんですね。

 

この標本木は、都道府県ごとに決まっていて、それぞれの地域で開花の状況がわかるようになっています。

 

また標本木に使われる桜の種類はソメイヨシノで、北海道ではエゾヤマザクラという品種も使われています。

 

ちなみに桜の開花は、平均値と比べてズレが2日以内であれば「平年並み」、3日以上であれば「早い・遅い」、7日以上であれば「かなり早い・かなり遅い」と発表します。

 

気象庁の桜以外の季節の観測とは?

 

気象庁では桜の開花以外にも、動植物の観測もしているんです。

 

だいたい桜の開花だけに目がいってしまうのですけど、桜以外にも、うめ、あじさいの開花も観測しています。

 

さらにいちょう、かえでの紅葉日も観測しています。

 

また動物の場合も、うぐいず、あぶらぜみの鳴き声が最初に聞こえた日や、もんしろちょう、つばめ、ほたるを最初に見た日が観測されているのです。

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生き物の鳴き声などを聞くと、やっとこの季節になったな~と思うことがありますよね。

 

季節の移り変わりをただカレンダーを見るだけでなく、そのような動植物の変化で感じられるようになったらいいですよね。

 

気象庁は桜の開花予想を中止してしまった!

 

1951年から行われていた気象庁による桜の開花予想は、2010年からしなくなりました。

 

それは気象庁が、気象の応用情報の業務は民間事業者に任せると考えたためです。

 

なので今私たちが見聞きしている情報は、ウェザーニューズ、日本気象協会など民間の調査による予想なんです。

 

なので現在では気象庁は観測のみを行っています。

 

ウェザーニューズの開花予想とは?

ウェザーニューズでは、桜の名所の状況を調べたり、「さくらプロジェクト」の情報をもとにして独自に桜の開花・満開の予想をしています。

 

ウェザーニューズでは、桜が1輪以上咲いた日を開花日とすると決めています。

 

観測を行う全国の桜の名所は660か所ありますが、気象庁の観測とは異なるため予想がズレることがあります。

 

東京・大阪・名古屋に住む人へ!開花予想の注意点!

 

一般に桜は南から北へと開花していきます。

 

高度の低いところから高いところへ上がっていくんですよね。

 

ですので東京、大阪、名古屋だったら、大阪→名古屋→東京の順で桜は開花していきますよね。

 

ですが、そのように順番に開花していかないときもあります。

 

2018年の東京、名古屋、大阪の開花予想では、東京が3月24日、名古屋が3月25日、大阪が3月22日となっています。

 

この3都市の中では大阪が一番早いんですね。そして次に早いのが東京都なっています。

 

名古屋よりも先なんですね。

 

ですので東京の方は、名古屋がまだ開花してないから東京の開花はまだ先だな、と思い込まないでください!名古屋よりも東京の方が開花が先ですからね。

 

油断していると、東京の花見の季節はあっという間に終わってしまいますよ!

 

まとめ

 

ここでは、桜の開花についてまとめてみました。

 

開花の時期を予想することは楽しいですよね。

 

※ ここでご紹介した開花の情報については、あくまでも私個人の見解ですので、予想がはずれることもあるのでご了承ください。

 

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