あなたは鰹節のカロリーを気にしたことありますか。
私は全然気にしていませんでした。
というのも、鰹節を使う機会があまりなくて、使うときも数グラムなので、何の影響もないかなと思っていたんです。
でも、料理では塩の代わりに鰹節のだしを使うことがありますよね。
それで鰹節のカロリーは、高いのか、低いのか?と考えたんです。
鰹節でだしをとることは、和食の基本ですからね。
そのほかに鰹節は、冷ややっこにかけたり、お好み焼きにかけたりすることも多いと思います。
でもカロリーについては知らない人が多いと思います。
なのでここでは、鰹節のカロリーや栄養についてを書きたいと思います。
この記事は、
・鰹節の栄養価が気になる人
・鰹節をお好み焼きなどによく使う人
・だしをとることが多い人
に宛てています。
これを読めば、鰹節について理解できて、これから安心して使えるようになると思いますよ。
鰹節のカロリー、実は低カロリーだった!
鰹節のカロリーは100gあたり356kcalです。
一見、高カロリーのように見えるのですが、これは100gの値です。
100gも鰹節を使うことはありません。
なので普段使う量で計算してみましょう。
つまりこれは、1gあたり3.6kcalなのです。
実際、家庭の料理で使う量は3~4gなので、標準的な鰹節のカロリーは、11~14kcalといえます。
つまり、鰹節はとても低カロリーな食品なんです。
鰹節の栄養にはどんなものがあるのか
鰹節の栄養価はとても高いです。たんぱく質、脂質、炭水化物、ビタミン、ミネラルなどの5大栄養素を含んでいます。
具体的には、ビタミン類では、ナイアシン(ビタミンB3)を多く含み、ビタミンD、E、B1、B2も含んでいます。
ミネラルなどの無機質では、カリウムやリンを多く含み、ナトリウム、マグネシウム、カルシウム、鉄、亜鉛、銅を含んでいます。
また、鰹節にはイノシン酸という、うまみ成分が含まれています。
うま味とは、5つの基本味(甘味、酸味、塩味、苦味、うま味)のひとつで、私たちが美味しさを感じる重要な要素のひとつなのです。
カツオから鰹節になると変わる3つの栄養
鰹節は元は生のカツオだったわけです。
カツオをいぶして乾燥させたものが鰹節になります。
では、カツオと鰹節を比較してみましょう。
カツオが鰹節になると、栄養の大きな変化は3つあります。
・たんぱく質の含有量が26%から77%となって、約3倍になる。
・鉄分、カルシウム、マグネシウムが約2倍になる。
・ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンEが約2倍になる。
カツオが鰹節になると減る成分は水分ぐらいで、総じて栄養価が高くなります。
鰹節の効果・効能
鰹節に多く含まれるイノシン酸の効果により、体の老化を防ぐことができて、若返りの効果が期待できます。
また、鰹節にはアミノ酸がたくさん含まれていて、その中にはいくつか結合した状態のものもあります。
これはペプチドとよばれていて、栄養の効果が高いんです。
ペプチドは具体的には、疲労回復の効果や集中力の向上の効果があります。
鰹節のダイエット効果
ダイエットをしている人の食事はどうしても薄味になってしまいます。
でも鰹節は栄養満点で、しかも低カロリーなので、美味しく味付けすることができて、飽きずにダイエットを長く続けることができます。
そうだったのか!鰹節の面白い雑学3選
鰹節には仲間がいた!
日本では、昔からカツオ以外の魚でも節(ふし)を作ってきました。
例えば、キメジを使った鮪(まぐろ)節、マルソウダを使う宗田(そうだ)節、ゴマサバを使う鯖(さば)節、ムロアジを使うむろ節、ウルメイワシを使ううるめ節、カタクチイワシを使ったいわし節などがあります。
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鰹節は、世界で最も硬い食材だった!
鰹節は、世界一硬い食材としてギネスブックに載っています。
硬さを表す尺度に、モース硬度というものがあるのですが、鰹節のモース硬度は7.0~8.0といわれています。
モース硬度の目安は、10円硬貨が3.5で、釘が4.5、ナイフの刃が5.5なので、鰹節の7.0~8.0という値は、それらよりももっと硬いということを表しています。
鉱石の中で比べてみますと、ダイヤモンドがモース硬度10で最大なのですが、鰹節と同じ硬度の鉱石は、水晶(石英:モース硬度7)となります。
鰹節はなんと、水晶と同じ硬さだったのです!びっくりですよね!
このため食材と限定した範囲では、鰹節が世界一硬いといえることにもうなずけますよね。
11月24日は鰹節の日だった!
一般社団法人日本記念日協会によると、鰹節の日は、鰹節のメーカーであるヤマキ株式会社によって定められたもので、「いい節(1124)」の語呂から、11月24日に決められました。
まとめ
鰹節は、低カロリーで栄養豊富な食べ物であることがわかりました。
また、生のカツオと比べてみると、鰹節のほうが栄養価が高いこともわかりました。
なので、料理の際には鰹節を積極的に使っていきましょう。
鰹節は和食の基本として、さらに広がるといいですね!
以上が、まとめです。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました!